頭の中は、その事で一杯で、とにかく自転車を思いっきり漕いで自宅へと急いでいる。自転車のカゴには、買ったばかりのポータブル・カセット・プレーヤーが入っていて、僕は寄り道をして単三電池4本を買い、再度自宅へと向かっている。当時、1981年。1979年にソニーのウォークマンが登場してから約2年経過しているが、未だそれは2万円位していて、とても中学生の僕たちに買える物ではなかった。そんな時、同じクラスの友達が、バッタ屋と呼ばれる安売り店(今で言う、ディスカウントストア)で、ウォークマンもどきのポータブル・カセット・プレーヤーを見つけた。価格は、とにかく安くて中学生の僕たちでも十分手に届く価格だった。その情報を聞いた僕は、早速バッタ屋へと向かい、そのカセット・プレーヤーを買った。そして今、自宅へと自転車を漕いでいる。
家に着き、買ってきたカセット・プレーヤーに電池を入れ、ヘッドフォンを頭にかける。そして、一番上にあるカセット・テープを取ってプレーヤーに入れ、テープの再生ボタンを押す。
「パリーン」とガラスの割れる音で曲が始まり、その音がヘッドフォンを通じて、聴こえてくる。その曲は、「ビリー・ジョエル」の「ガラスのニューヨーク/You may be right」だった。
そう、そのカセット・テープは、アルバム「グラス・ハウス/Glass Houses」だった。この頃、「ビリー・ジョエル」が大のお気に入りで、良く聴いていた。特に気に入っていたのは「ロックン・ロールが最高さ」で、とにかくカッコ良かった。
「ビリー・ジョエル」の楽曲を初めて音楽チャートで耳にしたのは、「さよならハリウッド」という曲だった。この曲は、以前にリリースしていたアルバムに収録されていた曲だったが、1981年にリリースされたライブ・アルバム「ソングス・イン・ジ・アティック」に収録されていてヒットしたものだった。
「ビリー・ジョエル」がファンだと言う友達がクラスに居て、その友達に色々レコードを借りて、曲を聴いてみた。その時、「結構知っている曲があるな。」と思った。例えば「オネスティ」や「マイ・ライフ」、「ストレンジャー」だ。私には、6歳上の兄が居て、その兄も「ビリー・ジョエル」の曲を聴いていたので、それが影響していたのだろう。
レコードを貸してくれた友達が特に良い曲と薦めていたのは、「素顔のままで/Just way you are」だった。この曲は、グラーミーを受賞している曲でもあり、確かに良い曲だと思った。ただ、「グラス・ハウス/Glass Houses」の楽曲を気に入っていた私にとっては、その楽曲とは異なるものであったため、少し違和感を感じたのが正直なところだ。「グラス・ハウス/Glass Houses」を前後して、「ビリー・ジョエル」の楽曲は変化したと思う。
小学6年生の息子が、誕生日のプレゼントにipodを貰えると喜んでいた。「いきなり、ipodとは、本当に最近の子は贅沢だな。」と思う。
「お父さん。ipodにどうやって曲を入れるの。」と、聞いてくる。今からとても楽しみにしているようだ。この会話を交わしているときに、ふと、初めて買ったポータブル・カセット・プレーヤーの事を思い出した。


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はじめまして、沖縄の革屋、クルビンケリー・タツと申します。
僕が最初に聞いた曲はストレンジャーでした。
たしか、SONYのラジカセのCMで、
『ジルバを踊ろう』(かな?)が、コピーだったと思います。
ロックンロールな男女2人がNYの
ダウン・タウンで踊るんです。
なんだかカッコよかったなぁ〜。
結果、そのラジカセ買っちゃいました〜。
タツさんは、ビリーの曲は、昔の方が好きですか?
いずれにしても、偉大なシンガーですよね。
又、遊びにきてくださいね。
私は、この曲を聞くと先週のライブを思い出してしまいます。
そして、ブロガーさんで裸踊り(うそっ)を
したらしい人を思い出します。
裸踊りは大げさだけど、それだけノリノリで
歌った?見たいです。席はちがったけど・・・
私の頭の中は、まだしばらくビリーの曲が
駆け巡っています。特に、演奏してくれなかったけど、「イタリアンレストラン・・」
聞きたかったなあ〜