いつものように、ビルボードチャートを眺めていると、チャート急上昇している曲を見つけた。それは、「I Love Rock N’Roll/Joan Jett & The Blackhearts」と記載されていた。
迷わず、蛍光ペンでマークを入れた。どんな曲だろうとワクワクしながら。
しかし、曲の情報が全く入手できない。FMラジオで曲も流れない。「一体、どんな曲なんだろう。」そんな思いばかりが先行する。
遂には、この「I Love Rock N’Roll/Joan Jett & The Blackhearts」は、全米No.1になってしまい、僕らの「この曲を聴きたい。」という願望はピークに達する。
↓「I Love Rock N’Roll」↓
学校では、この話題で結構盛り上がっていた。それもそのはず、全米No.1の曲が、どんな曲か分からないのだから。
そして、遂に、この曲を聴く事ができた。確かFM番組だったとは記憶しているが、番組名は思い出せない。
初めて聴くその曲は、明らかに女性と分かる声だった。「ジョーン・ジェット/Joan Jett」は女性だったのだ。
「アイ・ラヴ・ロックン・ロール/I Love Rock N’Roll」というタイトルの通り、バリバリのロックで、よい曲とか悪い曲とかでなく、一番の感想は「カッコイイ」だった。
そのカッコよさは、「スージー・クワトロ」とダブる。
当然カセットテープには、その曲をしっかりと録音した。きっとクラスの誰よりも早く、僕が一番だったと思う。
早速、学校に、そのカセットテープを持っていく。教室にはカセットデッキが置いてあったので、みんなに聞かせようと。
カセットデッキに持ってきたカセットテープをセットし、この曲をかけてみる。ヴォーカルは明らかに女性の声と分かる声だったので、「女か。」というのがみんなの感想/第一声だったと記憶している。
ちなみに日本で、「アイ・ラヴ・ロックン・ロール/I Love Rock N’Roll」がなかなかオン・エアされなかったのは、当時日本でこの曲を発売する予定がなく、レコード会社の契約や放送するには著作権等の問題をクリアする必要があり、そこで時間がかかったようだ。
尚、「ジョーン・ジェット」は、伝説のガールズ・ロックバンドだった「ランナウェイズ/The Runaways」の元メンバで、ギター兼ヴォーカルを担当していた。

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